車検について

「どうして車検を受けなければいけないの？
どんなことをしてるの？」
「費用の内訳がよくわからない・・」
という声をよく聞きます。
実際、車検と一口に言っても点検・整備・検査・税金・保険・・・
とかかる手間も費用の内訳も多岐に渡るので、
わかりづらいものですよね。
ここでは車検の内容と料金の内訳をご説明いたします。

福井自動車の車検サービスはこちら

車検とは？

「自動車登録検査制度」という国の定める制度に従って、自動車が公道を走行するに当たり、安全面にも環境面にも基準に達している状態か否かを定期的に検査する制度です。

法律に定められた基準に達していると認められた自動車のみ(保安基準適合車）が自動車検査証（車検証）の発行を受け、道路を走ることができます。

乗用車は新車登録してから３年後以降2年毎に継続検査（車検）を受け、所轄の陸運局にて新しい自動車検査証（車検証）の交付を受ける義務があります。（貨物車は新車登録から２年後以降毎年）

車検に必要なもの

車検証・自賠責保険証・自動車税納税証明書・認めの印鑑

保安基準適合証を発行できるのは運輸局に登録された指定工場のみ

保安基準適合証の発布を受けた自動車は、車検証の更新完了まで公道を走行することができます（2週間以内）。

点検項目として定められた点検内容（作業）

エンジン・ルーム点検: パワーステ・ファン・クーラーベルトの緩み・損傷点検、バッテリー比重・ターミナル・配線腐食点検、エアーエレメント汚れ・損傷点検、排気ガスのCO・HC濃度測定、燃料漏れ点検
室内点検: ハンドルのガタ・遊び点検、パーキングブレーキレバー（ペダル）引きしろ（踏みしろ）点検・調整
ブレーキの遊び・きき具合点検、クラッチペダルの遊び・隙間点検
足廻り点検：サイドスリップ（トーイン）点検、ショックアブソーバーのオイル漏れ・損傷点検、サスペンション取付部の緩み・ガタ・尊寿点検、ブレーキディスクのパッド（シュー）の磨耗・損傷・厚さ点検、ブレーキマスターシリンダー・ディスクキャリパー（ホイルシリンダー）のオイル漏れ点検、タイヤの亀裂・損傷・溝の深さ点検、タイヤ空気圧点検・調整、ホイルベアリングのガタ点検
下廻り点検: エンジンオイル量・汚れ・漏れ点検、ステアリングギアボックス取付の緩み点検、ステアリングロッド・アーム類の緩み・ガタ・損傷点検、ダストブーツの亀裂・損傷点検、トランスミッション・トランスファーオイル漏れ・量点検、プロペラシャフト・ドライブシャフトの連結部の緩み点検、デフオイルの漏れ・量点検、ブレーキホースの漏れ・損傷点検、マフラーの機能・損傷・腐食点検
外廻り点検：フレーム・ボディー緩み・損傷点検、燈火装置作動点検